有明海をのぞむ九州某所。雨模様の現地で、関東甲信地方の梅雨が観測史上初めて6月に明けたとのニュースに接した。九州より早く関東の梅雨が明けるとは不思議。最初は、そんな程度の感想だったが、よく考えると、まる2カ月も真夏の天気が続くということじゃないか。やれやれ▼最終の18番ホールでティーショットを待つ間に強い雨が降ってきた。遠くの空がゴロゴロと鳴っている。間もなく、シャワーを浴びるような雨となった。実際は4打目となってしまったセカンドショット地点に着くと、巨大な猫の鳴き声のような音を2度聞いた。雷のためプレー中止を指示するホーンの音だった▼17番ホール終了時点で、ハーフ(半分の9ホール)の目標をクリアできるスコアだった。どっちみちクラブハウスはグリーン方向である。大急ぎでホールアウトすれば問題ない、と無理にプレーを続行した結果、最後に大叩きして目標を逃した▼クラブハウスに戻ると、更衣室はプレーを断念した人々でごった返していた。ずぶ濡れとなった服を脱ぎ捨てた刹那、近くで大きな雷鳴が響いた。ご免なさい。プレーを止めなかったことを反省し、思わず雷様に謝っていた。どういたしまして、と見知らぬ人が笑顔を向けてきた。小生の脱ぎ捨てた服が邪魔だった隣のロッカーのプレーヤーだった。(18・7・3) 

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