ゴールデンウィークが終わり新しい元号のもとで仕事が始まった。課題を先送りすることなく1つひとつ前向きに挑戦していく。新たな時代のフレッシュな気分も活用しながら、そんな日々のスタートとしたいものだ▼5月から6月にかけては、今後の国際情勢の行方を左右するような重要なイベントが多い。G20(主要20カ国・地域)サミットおよび各種会議には、各国の首脳や閣僚が来日し、政治、経済、社会といった幅広い国際課題について話し合う。これに先立ち、トランプ大統領と習近平主席による米中首脳会談も見込まれている。通商を巡り対立を深めた両国がどの程度歩み寄るのか目が離せない▼国政に目を転じると、7月には参院選が実施される。連休前に萩生田光一・幹事長代行が消費増税の延期の可能性を示唆するなど、観測気球を飛ばした自民党は、直後の2つの衆院補欠選挙で敗北した。その影響は参院選にも及ぶのか、あるいは衆参ダブル選挙はあるのか。政局も慌ただしくなっていく▼一方で、新しい時代が始まった今こそ、この国の新しいグランドデザインについて議論を深めていくべきだ。小紙で連載した「平成と化学」のインタビュー・シリーズには日本の進路に対するエッセンスが詰まっている。見逃した諸兄は便利なPDF版でどうぞ。(19・5・7)

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

精留塔の最新記事もっと見る