化学企業は持続成長に向けて事業構造の変革に迫られている。2018年の前半まで為替の円安や製品市況の改善に恵まれ高収益を謳歌してきたが、年後半からは一転、米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速が企業の業績に影響を与えだした。バルク品の基礎化学事業を手がける企業に加えて、付加価値の高いファイン・スペシャリティ製品を展開する企業にも影響が及んでいる。公表された各社の決算内容は原燃料価格高もあり軒並み減益を計上、3月期決算企業のなかには通期予想を下方修正するところも相次いだ。このなかで12月期決算企業を中心に19年度からスタートさせた新中期経営計画の基本戦略をみると、「外部環境に左右されない事業ポートフォリオへの転換」や「成長に向けた戦略投資」、さらに「新製品などを通じたさらなる高付加価値化」という共通項がみえてきた。

つづきは本紙をご覧ください

PDF版のご案内

経営の最新記事もっと見る