フェノールの需給バランスに変化が出ている。2014~15年に新設が相次いだことで供給過剰となったが、17年から18年にかけてビスフェノールA(BPA)・ポリカーボネート(PC)チェーンの堅調な需要などでタイト化した。今春以降は需要増を牽引していたBPA・PCの荷動きが鈍く、需給はタイト基調ながらも緩和している。この先は誘導品と比べてフェノールの新設が少ないため、需要が復調すれば次第に需給は引き締まる公算が大きい。また、今月から中国がアンチダンピング(AD)関税を発動しており、需給のかく乱材料となりそうだ。日本国内の需給も需要の伸長でタイト基調。今夏には物流費などの上昇を理由とした値上げが打ち出された。続きは本紙で

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