バブル崩壊にはじまり、中国などアジア諸国の台頭、国内市場の飽和など数多くの試練が訪れた平成の化学産業-。各メーカーは重大な決断を下しながらグローバル化、シェア戦略、高機能化に舵を切り、進むべき道を切り拓いてきた。ときに大胆なM&Aに乗り出し、ときに事業から撤退し、たび重なる選択と集中によって世界と伍する力を蓄えてきた日本の化学産業は、また新しい時代を迎えることになる。「平成」という時代は各社、各分野に何を残したのか。最初に変革を迫られた繊維産業からひも解いていく。

帝国人造絹絲(現帝人)と東洋レーヨン(現東レ)が手がけたポリエステル繊維「テトロン」。平成に入ると力をつけたアジアの新興勢が合繊産業で台頭する(写真は東レ提供)

つづきは本紙をご覧ください

PDF版のご案内

経営の最新記事もっと見る