東レの2019年4~6月期決算は、営業利益が前年同期比1・9%増の345億円だった。炭素繊維複合材料とライフサイエンスの両事業が下支えし、本業のもうけを示す利益で増益を達成した。
 同期における売上高は同1・2%減の5442億円、経常利益は同3・6%減の339億円、純利益は同0・9%減の226億円だった。
 セグメント別の営業利益は繊維が同19・9%減の148億円、機能化成品が同1・4%減の170億円、炭素繊維複合材料が同90・4%増の59億円、環境・エンジニアリングが同24・5%減の14億円、ライフサイエンスが同283・7%増の6億円。
 こうのうち、炭素繊維複合材料では航空機向け需要が拡大したほか、圧縮天然ガスタンクや風力発電翼といった一般産業用も好調に推移。海外のコンポジット子会社で実施した生産改善とコストダウンなどにより大幅な増益を実現した。また、ライフサイエンスでは営業費の削減を推進したほか、経口そう痒症改善薬「レミッチ」の増販などが奏功した。
 通期では売上高2兆5300億円、営業利益1600億円、経常利益1550億円、純利益930億円を計画する。

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