東洋インキSCホールディングスの2019年1~6月期決算は、営業利益が前年同期比22・2%減の60億円となった。スマートフォン向けなど高機能製品が低調に推移。原材料価格の高止まりが続いたことが影響した。売上高は同1・1%減の1393億円、経常利益は同16・6%減の62億円、当期純利益は同49・5%減の27億円。
 色材・機能材関連事業は売上高同5・3%減の346億円、営業利益31・1%減の18億円。高機能顔料や液晶ディスプレイカラーフィルター用材料は伸び悩んだ。汎用顔料は印刷インキ用などが低調。ポリマー・塗加工関連事業は売上高同2・6%増の327億円、営業利益同3・6%減の27億円。塗工材料は中韓のスマートフォン市場の低調で苦戦。接着剤はリチウムイオン電池用が自動車向けなどで伸長。
 パッケージ関連事業は売上高同1・5%増の334億円、営業利益同53・6%増の11億円だった。国内のグラビアインキは包装用が堅調に推移したほか、バイオマスインキは大きく伸長。東南アジアやインドなどで環境対応製品が堅調した。
 印刷・情報関連事業は売上高同2・9%減の376億円、営業利益94・7%減の3700万円。原材料価格の高騰が響いた。
 通期予想の変更なし。売上高同3・4%増の3000億円、営業利益同14・1%増の175億円、経常利益同16・1%増の180億円、純利益同0・8%増の120億円。

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