本州化学工業の2020年4~9月期決算は、営業利益が前年同期比84・2%増の18億円、純利益が同2・5倍の10億8000万円と大幅増益となった。上期実績として過去最高の営業利益を確保した。ビタミンE向けクレゾール誘導品、光学レンズ材料などが好調を維持したことに加え、油価下落に伴う原材料価格の低下が増益に寄与した。

 売上高は同3%増の97億円。セグメント別では、化学品セグメントでビタミンE向けクレゾール誘導品が底堅い飼料需要と市況上昇で伸長した。機能材料セグメントでは光学用特殊ビスフェノールが、スマートフォン用カメラレンズ需要の拡大により堅調だった。電子材料でコロナ禍によるデジタル化加速や、米中摩擦に起因する前倒し需要があったことも増収要因。

 通期見通しは売上高200億円、営業利益25億円、純利益13億5000万円と期初予想を据え置いた。

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