きょうから10日までは「歯と口の健康週間」。厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が主催して、さまざまな啓蒙イベントやキャンペーンが催される。日本歯磨工業会が後援し、メーカー各社も協賛している▼6月4日の語呂合わせで、日本歯科医師会が「虫歯予防デー」を1928年から38年まで実施したのが起点。その後、2度の名称変更があり、戦時中に一時中断したが49年に口腔衛生週間として復活した。52年に口腔衛生強調運動に変更、56年に再度口腔衛生週間に戻った▼58年からは「歯の衛生週間」。めまぐるしい名称変更はここで一段落して50年ほど続く。現在の名称に変わったのは2013年。11年に施行された歯科口腔保健推進法に合わせ、歯のみでなく口腔およびその周辺も対象にするためと説明された▼呼び方は変わっても、趣旨と目的は同じ。食後の歯磨きを習慣づけて歯科疾患の予防に努めたい。ちなみに今年の標語は「のばそうよ 健康寿命 歯磨きで」▼歯の健康にまつわる取り組みでは「8020運動」も良く知られる。80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという趣旨だ。さて、長寿命化が進む昨今である。こちらも「9020」に、いや人生100年時代を見据えて「10020」への変更を検討すべき時期かも知れない。(18・6・4)

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