化粧品原料として有用な植物を世界各地から探索し、品種によっては自ら栽培も手掛けることで植物に含まれる成分の機能を最大限に引き出す―。高級化粧品メーカーとして原料にまで徹底してこだわり抜く、アルビオンの植物研究を中核とするものづくりが進化を続けている。国内外で原料植物を栽培するほ場を拡大。従来の植物研究を基軸に、「発酵」という新たな開発プロセスを加えた大型商品も近く発売予定だ。加速する取り組みについて、染谷高士常務取締役カスタマーサービス本部副本部長に聞いた。

 - 一連の活動の中枢となる白神研究所(秋田県藤里町)ではほ場を取得しました。

 「2010年に開設した白神研究所では少しずつほ場を拡大してきたが、昨秋、6万1721平方メートルへと倍増させるとともに購入した。白神産植物配合の商品が増えたこと、長期契約での借地が難しかったことなどが背景にある。拡大したほ場は近く発売する大型商品の原料であるヤマヨモギやタイムなどの栽培に充てる」
 「ほ場のさらなる拡大も検討しており、将来的には最低でも10万平方メートルまで拡張したいとの構想を描いている。生産量の大幅増に対応した安定供給体制を整えたり、農地を休ませるために必要だ。自然災害などによるリスク回避の側面から、同じ町内に複数カ所のほ場を持てたらと考えている」

 - 白神ではブドウ栽培にも着手しました。続きは本紙で

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