【名古屋】イビデンが世界トップシェアを持つ高機能パッケージ事業(PKG)が一段と快走している。2018年から2期計画で進めた総額約1300億円の大垣中央事業所(岐阜県大垣市)での増産投資が奏功、22年3月期決算でも、世界的なICパッケージ需要増加により順調に稼働した増産設備が市場供給と電子事業拡大に寄与。24年中の稼働をめどに、河間事業場(大垣市河間町)で最新鋭ICパッケージ基板の新工場建設も4月半ばに始まり、次世代対応のCSP(チップサイズパッケージ)設備導入など総額1800億円の投資を進める。大垣分と合わせ3000億円を超える大型投資をICパッケージ事業へ投入中だが、さらに岐阜県大野町で新事業用地も取得ずみ。大野町もICパッケージ事業でもう一段の拡大をにらんだ大型投資継続の可能性もある。

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