資源リサイクルを手がけるエンビプロ・ホールディングス(HD)は、プラスチック資源循環に貢献する事業を拡充する。固形燃料のRPFによるサーマルリサイクルに加え、素材ベンチャーのTBMとの連携によるマテリアルリサイクル(MR)をスタートさせて使用ずみ複合材料「LIMEX」や廃プラスチック類の回収、再生利用を目指すとともに、そこで培った廃プラ回収につながるネットワークをケミカルリサイクル(CR)向けの集荷ルートとして確立させる。同社はリチウムイオン2次電池(LiB)リサイクルや、自治体からの焼却灰(落じん灰)を利用した金銀滓回収などのリサイクル事業の拡大にも取り組んでおり、多様な手法でサーキュラーエコノミーを実現し、持続可能社会実現の一翼を担うことを目指していく。

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