創薬ベンチャーのオンコリスバイオファーマは開発中の腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン」について、中外製薬と総額500億円以上のライセンス契約を結んだと8日発表した。大型契約締結の興奮冷めやらぬなか、化学工業日報の取材に応じた浦田泰生社長は中外による世界開発に向けたオプション権行使は数年内を目指し、5~10年かけて報酬を得る見込みを明かした。今後は次世代型テロメライシンの研究にも力を注ぐ。中外との協力の方向性や契約の舞台裏を聞いた。

 - 大型契約を実現した率直な感想を。

 「娘を皇室に嫁がせるような悲喜こもごもな心境だが、テロメライシンの実用化に向け製薬大手と組むのは2004年の創業来の夢。それが叶った」
 「当初の資金で開発できる治療対象は食道がんプラスアルファぐらい。製薬大手と提携できたことで潜在価値をより広げられる。そのスタートラインにようやく立てた。株主との約束を果たせたことも大きな喜びだ」

 - オンコリス、中外とも3月末の同じ日に株主総会を予定していました。

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