クラレはポリビニルアルコール(ポバール、PVA)の付加価値化に取り組む。川下製品への自消比率を高め、外販も付加価値分野に的を定める。足元は新興国の建設ラッシュによって塩ビやセメント向けの需要が拡大。世界的にネットショッピングが増えるなか、ラベル用途も好調だ。同社の特殊PVAが各製品の高性能化に役立っている。コスト勝負を仕かける中国勢との差別化が狙いだが、環境対応を迫られた中国勢はコストが膨らみ、今後は米国の対中関税の影響も及ぶ。中国品が競争力を失えば、汎用に近い分野でも商機が広がりそうだ。

建設向けのセメントや塩ビ、ラベル用途などで需要が拡大している

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