昨年、香港から開始した海外展開50周年と中国参入30周年の節目を迎えたコーセー。近年は、アジア中心だった海外展開からの脱却やその一環で行った米タルト社のM&A(吸収・合併)により、各地域で均衡の取れた成長をみせている。それでもなお、2017年度実績で中国は前年比24%増、韓国は同65%増と、インバウンド(訪日外国人)需要を糸口にアジア事業の躍進は続く。東から東南、南までのアジア事業を統括する仁尾智行執行役員に取り組みを聞いた。

  - 好調な中国事業ですが一昨年、大きな転換期を迎えました。

 「中国は輸入品が高価だった約30年前に生産子会社を杭州市に設立し、日本品質の現地生産品を展開してきた。しかしここ10年で消費者が国外を訪れる機会が増え、越境Eコマース(電子商取引)の台頭なども合わさり、他国製を好む傾向が顕著になってきた。私たちも現地生産品が売上構成比の10%未満となったことから、17年に生産子会社の売却を決めた。現在は上海市に構える販売子会社を通じ、日本からの輸入品を中心に展開中だ」

 - なかでも、最高峰ブランド「コスメデコルテ」が業績を牽引しています。

つづきは本紙をご覧ください

PDF版のご案内

インタビューの最新記事もっと見る