【シンガポール=中村幸岳】サウジアラビア国営サウジアラムコは4月、同社初の社債を発行し、120億ドル(約1兆3400億円)を調達した。調達資金は同国化学最大手・サウジ基礎産業公社(SABIC)の株式取得に充てる。起債に当たりアラムコがロンドン証券取引所に提出した目論見書からは、同社が世界で最も“リッチ”な企業で、税前利益の約5割を納税していることなどが明らかになった。こうした情報開示やSABIC買収による化学事業強化、そして巨額の資金を投じるアジア太平洋地域での大規模な製油所・化学投資は、政府が目指すアラムコの新規株式公開(IPO)に向けた重要な布石となる。続きは本紙で

アラムコは石化誘導品の幅を広げている(米ダウ・ケミカルと合弁で運営するサダラ・ケミカル)

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