シスメックスは、新型コロナウイルスの抗原検出試薬の承認を取得した。併せて保険適用も認められた。同社の全自動免疫測定装置「ヒスクル」を用いて新型ウイルスの抗原のヌクレオカプシドたんぱく質(N抗原)を測定する。検体処理液の発光強度を測定し、既知濃度の試料と比較して陰性か陽性を判定する。厚労省によると、既承認の抗原簡易検査キットと同様に抗原定性検査として用いる。

 コロナ抗原検査薬の承認取得は富士レビオ、デンカ、タウンズに続く4社目で、品目では6つ目。シスメックスの検査薬は鼻咽頭ぬぐい液あるいは鼻腔ぬぐい液を検体に用い、唾液検体に対応を広げる計画もある。検体採取後、抽出液でウイルスを破損することで不活化し、検査者の感染リスクを減らせるようにした。測定時間は約17分で、1時間当たりに200テストを処理できる。

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