誰もが持っているジーンズ。もともと、労働者のための丈夫な作業着として米国で誕生した。今では世界中で愛されている。個人的にも買い物、ドライブ、ゴルフの練習、洗車と大活躍だ。街を歩けば、仕事中のサラリーマン以外は大抵、ジーンズ姿といっても過言ではない。なぜ人はジーンズを履くのだろうか▼大きな声では言えないが、似合っている人ばかりではない。考えてみれば、ジーンズは家の中では履かない。生地が硬くて履きづらいから足を通さない。外出先から戻れば、窮屈なのでさっさと脱いでしまう。したがって、楽だからという理由で皆が履いているわけではないはず▼そういえばもう一本、別のジーンズを持っている。こっちはよそ行きで、あまり履かない。色落ちするので水を使った洗濯はNGであり、膝が抜けるのも嫌なので普段は仕舞ってある。普段履きの方は、色落ちしようが膝が抜けようが、全く気にしない▼労働者の作業着でよそ行き、というのも変だが、所有するパンツで最も高価だったりする。同じデニムの2本のジーンズに大差はないが、値段は数倍も違う。これもジーンズの不思議なところだ▼さて、休日。ゴルフの練習に行くため、今度も安い方のジーンズに足を通して分かった。何のことはない、他に選択肢がないのであった。(19・2・26)

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