記録メディアのなかでも「古い」「過去の技術」といったイメージの強かった磁気テープを取り巻く環境が大きく変化している。「GAFAM」や中国の「BAT」など巨大IT企業がこぞって採用に乗り出し、自動車や化学など製造業、アカデミアの現場でも注目され始めている。背景にはIoT(モノのインターネット)やデジタル・トランスフォーメーション(DX)などの普及にともなうデータ量の爆発的な増加やランサムウエア(身代金要求型ウイルス)などの脅威、拡大する二酸化炭素(CO2)排出量への対応ニーズがある。データ保存の需要がますます高まるなか、再び脚光を浴びているテープストレージの現状に迫る。

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