歯科材料メーカーでトクヤマ子会社のトクヤマデンタル(東京都台東区)は、「構造色」と呼ばれる原理を利用した虫歯治療に使う新たなコンポジットレジン(樹脂製の詰め物)を開発した。光の干渉によって発色するため、歯科医は数十種類の充填材料のなかから修復する歯に近い色を選ぶ必要がなくなる。色調を合わせる手間やコストが減らせる利点を訴え、米国を皮切りに欧州や日本などで順次展開する。生産拠点とする茨城県内の工場では約10億円を投じて供給体制を整備。次の成長を担う重点戦略商品と位置づけて世界市場での競争力を高める。

構造色の応用という新しいコンセプトから生まれた虫歯治療に使う「オムニクロマ」

供給体制の整備を進める鹿島工場

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