フェノールの国内需給はタイト感が強まっている。主用途のビスフェノールA(BPA)向けは、2015年頃からポリカーボネート(PC)の輸出増などを背景に需要旺盛。フェノール樹脂向けも底堅い。誘導品需要の増加による需要の伸びは年率数%とみられる。宇部興産のシクロヘキサノン(アノン)製法への転換によって新たな需要も創出された。供給は今年、主要サプライヤーの三菱ケミカルが約2カ月の長期定修を迎えたことで一定量、玉が限られた。国内品が不足したことで1~8月輸入量は前年同期比で大幅に増加。国内供給を優先しているが需要が堅調なためショートバランスが続きそうだ。

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