ベンゼンのアジア市況が下落している。主要誘導品のスチレンモノマー(SM)は9月以降に中国で複数の設備トラブルが発生。定修も行われているなかでベンゼンの消費が鈍った。また、米中貿易摩擦の過熱は中国の家電製品などの生産にも影響し、SMの誘導品であるアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂の市場を冷やしている。原油・ナフサの騰勢が収まってきたなかで、ベンゼンは今週に1トン当たり700ドルを割り込み、2年ぶりの安値となった。夏以降に改善していたナフサとの価格スプレッドは120ドル前後まで縮小している。

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