ユニチカは、精密ろ過(MF)膜用途で展開しているナイロン6樹脂製の中空糸膜事業を本格化させる。2019年度内に同事業を中央研究所から産業繊維事業部へ移管する予定。パイロット生産に替わる新生産ラインもほぼ立ち上がった。耐溶剤性と親水性の高さを生かし、有機溶剤ろ過用の膜フィルター向けに供給している。従来の中空糸膜では難しい親水性異物の吸着も可能。低溶出のため最先端の半導体製造向けに多く使用されている。同事業の年間売上高を現在の数億円から、5年後には10億円規模まで引き上げる計画。長期的には限外ろ過(UF)膜用途も検討。さらに微細なナイロン中空糸を開発、化学品製造プロセスで用いる膜分離法への応用も視野に入れる。

ナイロン中空糸膜フィルター。有機溶剤ろ過向けに供給している

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