- 今期で終わる「第8次中期経営計画」をどう評価しますか。

 「当初目標としていた最終年度の営業利益15億円は初年度で達成したので経常利益に変更した。しかし、これも10億円以上を継続しており、今期は23億円を見込んでいる。この数値は2010年にシリコンウエハー再生事業を撤退して以来最高になる。ネットD/Eレシオも第3四半期末時点で0・56倍と目標の0・7倍以下はクリアしている。基本方針に掲げた“安定した収益力と財務健全化の両立”はほぼ100%の仕上がりだと評価できるだろう」
 「半導体製造でエッチング剤として使われる高純度リン酸の販売が急激に伸びている。既存設備では能力が足りないことに加えて老朽化していたため、更新と増強を並行して進めてきた。ユーザーの要請に応えて一昨年、韓国に新工場を建設し、大阪工場(大阪市)と台湾では更新と増強を実施している。日台韓の3拠点体制が整い、生産能力は合計で従来に比べ倍増した。新増設分は18年度に立ち上がってくるが、すでに足りないほどの引き合いがきている」
 「台湾子会社で既存の高純度リン酸に加えて消臭剤や金属表面処理剤の販売を始めた。金属表面処理剤は伸びが見込めることが分かり、設備投資して生産を始めている」

 - 高純度リン酸のさらなる増強計画は。

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