【ホーチミン=渡邉康広】ベトナム南部の石油化学計画「ロンソン石化プロジェクト」が、タイのサイアムセメントグループ(SCG)主導で進み始めた。プロジェクトに29%出資するベトナム国営石油ペトロベトナムから全持株を買い取り100%出資とする方向で調整しており、ペトロベトナムとしては石化に隣接して新しく建設する製油所プロジェクトに経営資源を振り向ける方向にある。ただ、ベトナム政府が外資100%の石化計画に新たな条件を課す可能性も浮上し、調整は難航しそうだ。また建設現場では、道路など一部を除き本格的な工事が始まっておらず、石化設備だけでなく港湾や付帯設備まで自前で建設する必要があり、なお時間を要するのは必至だ。

道路など一部工事が進むロンソン島

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