三井化学は、新しい自動車材料の本格事業化を急ぐ。軽量で強度に優れる炭素繊維をポリプロピレン(PP)に含浸したUD(1方向)テープを開発。軽量化に資するほか、熱可塑のため成形が容易など多くの利点があり、構造補強材として2019年の事業化を目指す。熱硬化性樹脂などを用いた既存のUDテープからの置き換えを狙うほか、世界トップクラスのシェアを持つPPコンパウンドなど既存材料と組み合わせ、設計段階から提案していく。リチウムイオン2次電池(LiB)用電解液は日本と中国で生産能力の増強を検討中。金属と樹脂の一体成形技術「ポリメタック」は、ドローン(小型無人機)やスマートフォンで培った実績・ノウハウを生かし、自動車分野への進出を図る。

PPを用いたUDテープは熱成形が容易で複雑形状も可能

つづきは本紙をご覧ください

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る