農薬業界を取り巻く環境は、再評価制度の導入や世界的大手間のメガ再編など、国内外で大きく変化しようとしている。こうしたなか、三井化学アグロは、グローバル展開と新規5原体の開発による成長戦略を推進してきた。4月に就任した三井化学アグロの小澤敏社長に、現状と今後の方向性などを聞いた。

 ―市場環境をどのようにみていますか。

 「国内需要は、人口が減少し高齢化が進むにしたがって減少するとの見方がある。しかし農産物輸出の拡大や、大型農業法人が高性能で省力化できるものを求めてくることを考えると、堅調に推移していくともみられる。あまり悲観しないようにしている。海外は、今年が底に来年から拡大していくのではないだろうか。大市場であるブラジルで話を聞くと、農薬が使われる面積は増えている」

 ―農業競争力の強化に向けて、薬剤コストの引き下げが求められています。

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