三菱ケミカルは、炭素事業で海外進出の検討を進める。坂出事業所(香川県)でコークス炉から副生するタールを原料に炭素製品群を生産しているが、このうちニードルコークスなどをフル生産しているものの、原料タールを増強できず日本では増産余地がない。ニードルコークスは電炉用黒鉛電極のほか、リチウムイオン二次電池(LiB)用負極材にも用いられ、需給がひっ迫している。中国やインドなどコークス炉が数多くあるアジアを候補に進出を検討し、炭素事業の強化・拡大を目指す。

国内では製鉄産業が成熟しているため、副生物のタールを増産できない(坂出事業所のコークス炉)

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