三菱ケミカルは、医療向け材料で攻勢をかける。高い透明性を維持したまま、従来は難しかったポリオレフィンなどとの接着を可能とする新規環状ポリオレフィン、防湿性をフッ素系並みに高めたポリ塩化ビニリデン(PVDC)系のPTP(プレス・スルー・パッケージ)用錠剤包装材、食品向けでシェアの高い共押出多層フィルムを用いた複室タイプの輸液バッグなどを相次ぎ開発した。三菱ケミカルホールディングスは医療を重点分野の1つに位置付け、2020年度に同分野の売上高を1000億円に引き上げる計画。中核会社である同社は原材料からフィルム・シート、加工まで手掛ける総合メーカーとして強みを発揮させ、医療分野で伸びる市場を取り込む。

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