三菱ケミカルホールディングスグループ(HDG)は2030年までに植物原料から作るエチレンの量産工場を整備する。生産能力は、既存の化石原料由来のエチレン供給能力の約8割に相当する年間60万トン規模を構想する。エチレンは洗剤やプラスチックなどあらゆる消費財の基礎素材で、植物由来に置き換えることで、温室効果ガス(GHG)排出削減に寄与できる。同社が準備を進める23年4月の石油化学事業の分社化は業界再編を視野に入れており、環境対応でも業界を先導する。続きは本紙で

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