三菱商事は昨年4月、有史以来の大型組織改編を実施した。従来の商品別の縦割組織の壁を取り払い、異なるビジネスを融合することで新たな価値を創造していくことが狙いだ。その象徴ともいえるのが、化学品、金属、エネルギー、生活産業の4グループから各素材ビジネスが集まった総合素材グループだろう。総合素材グループの中で過酸化水素や塩化ビニル樹脂などの化学品をはじめ、ケイ砂、セメントなど幅広い素材を扱うのが機能素材本部だ。これら三菱商事の収益を長く支えてきた歴史ある素材ビジネスを、どう再生成長させていくのか。今年4月に執行役員に就任した今村功機能素材本部長に今後の成長戦略を聞いた

▼…まず機能素材本部について概要を教えてください。

 「旧化学品グループ、旧生活産業グループから素材ビジネスが集まってできた。2つのグループからビジネスが集合した営業本部は珍しいだろう。具体的には炭素繊維、過酸化水素などを扱う機能材料部、塩ビ樹脂を主体とした塩化ビニール部、ケイ砂、セメント、生コンなどを手がける住宅資材部の3部制を敷いている」

▼…本部長就任から1年半が経ちました。続きは本紙で

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