- 石油化学製品の動向に変調はありませんか。

 「2018年秋頃から潮目が変わったと感じている。一つは米中貿易摩擦など世界経済の不透明感の強まり。経済活動は石化需要に直結する。とくに中国を中心とするアジア経済の動向に注視が必要だ。サプライチェーンの上流側に位置するわれわれの事業に直接の影響は出ていないが、最終製品からタイムラグを置いて顕在化する可能性もある」
 「米国シェール由来化学品の影響も徐々に出始めている。米通関統計によると18年半ば頃からポリエチレンの輸出量が増加傾向にある。北米や中南米、欧州向けが中心だが、巡り巡ってアジアにも影響を与える。供給サイドではアジアでも新増設計画がある。需要の動向が見極めにくく、増産による供給圧力で市場は緩和方向に向かうと見ざるを得ないだろう」

 - 外部環境の変化に対する備えは。

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