京都大学生存圏研究所の吉村剛教授とアイセップ(兵庫県芦屋市)の堀井三郎研究開発部長らの研究グループは、水酸化リチウムを用いて非質性(木質系)バイオマスからグルコースを得る効率的な前処理方法を開発した。同法はセルロースナノファイバー(CNF)製造の前処理に活用が可能。1~2時間の浸漬処理のみで原料(木材、草本系バイオマス)のセルロースの遊離、分解を効率化できる。すでに、同法を用いてモウソウチクを原料としたCNFの試作に成功している。協力企業を探して早期実用化を目指す考え。


(左から)水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水に浸漬処理したモウソウチクの比較。水酸化リチウムでは切りくずがほとんど見えなくなり、セルロースの分解が進んでいる

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