住友ベークライトは再生医療の研究向けとして細胞を3次元に培養する際、手間のかかる培地交換を簡便に行える容器を開発した。複数並ぶ小さなくぼみ(ウェル)の上部に培地のみが出入りできる細い隙間(スリット)を設けた構造で、細胞の塊「スフェロイド」を各ウェル内に残したまま、すべてのウェルの培地を1カ所から吸引または添加できるようにした。製薬会社やバイオベンチャーのほか、大学などの研究機関に売り込む。競合する欧米勢とは一線を画した製品を国内外で展開。成長する再生医療関連市場を開拓し、バイオ事業の競争力強化を狙う。

「プライムサーフェイス96スリットウェルプレート」による培地交換のようす。コーナー部分から吸引または添加するだけで、96ウェル(穴)の培地を一度に交換できる

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