世の中はあらゆる物や現象で溢れている。もし、非常に好奇心が強い人がいて、その1つ1つに興味を持ち始めたら家の周りを歩くだけで日が暮れてしまうだろう。しかし、普段はそうした森羅万象について気にも留めない。したがって今日も無事に出社している▼幸せとは何であるか。幸せな状態にもさまざまあるが、その場限りの一瞬の喜びを除けば、幸せとは愛情や情熱を注ぐ対象が存在する状態であろう。その対象はたいてい仕事、家族、異性、趣味などである。では、愛情や情熱はどこから来るのだろう▼おそらくその対象について、見かけや評判といった表層ではなく、内側に潜む意味や価値を知ることで芽生え、育つものではないか。表層だけを見て判断すると、大抵のものはつまらないように感じる。ところが内側がわかってくると興味が涌き、やがて好きになる▼すべの物や現象には深い意味が隠されている。人が作ったありふれた物であっても、知れば知るほど作り手の創意工夫や情熱などが見えてくる。日々の仕事もそうに違いない。きっかけが偶然や強制であったとしても、内側を知り仕事の価値に気付くプロセスを経ることで、きっと好きになる▼さて、ゴルフシーズンも本番を迎える。食わず嫌いの社員をコースに引っ張り出すための、怪しい話術の完成も近い。(18・4・3)

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