昨日付の別建て特集はタブロイド判でお届けしたが、その真ん中12~13ページの見開き面「切手で元素周期表」をご覧になって頂けただろうか。手前味噌になるけれども、素晴らしい紙面になったというのが個人的な感想である。化学切手同好会の全面的な協力のもと、このような紙面を世に送り出すことができた▼この企画は今年が「国際周期表年」であることにちなんで、同好会から持ちかけられた。国際周期表年に関連した企画を何か、と頭を悩ませていた編集チームにとっては、渡りに舟という感じだった。そして、最初の打ち合わせからほぼ半年を費やした▼118枚の切手が周期表に美しく整然と配置されている。それだけでなく、周期表年の記念切手や、メンデレーエフの小型シートも掲載した。元素周期表も、この切手による元素周期表の美しさも、メンデレーエフの天才的なひらめきがあってこそである。その周期律の発見が150年前の1869年(明治2年)である▼同好会の会員は、118枚の切手を揃えるのに相当苦労をしたようだ。その苦労の様子は、14ページ以降の「なぜこの切手がこの元素に割り当てられたか」の説明を読んでもらえば分かる。それにしても人間の知恵はすごい。メンデレーエフがもし、この切手の周期表を見たならどれだけ驚くだろう。(19・7・17)

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