日本の化学企業にとって、2019年は中長期の成長を占う重要な年となる。国内では人口減少や高齢化で労働人口が減るなか、ロボットや人工知能(AI)を駆使しながら、人材の高度化を進める時期にある。一方、世界に目を向けると人口増加や、それにともなう食糧・水資源の不足、環境破壊などが深刻化しつつあり、解決に貢献する使命を負う化学産業にとってチャンスでもある。日本の企業は古くから社会課題解決への貢献を理念に掲げ、取り組んできた経験が豊富にある。社会が大きく変化するなか、経済価値と社会価値の両立に挑み、世界で存在感を発揮する好機といえよう。この間の好業績で積み上げた利益を成長分野に投資しながら、失敗を恐れない「グッドルーザー」への挑戦に期待する。

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