化学企業各社が、祖業であったり、自社の代名詞ともなってきたコモディティ製品の生産から撤退、縮小する動きが相次いでいる。内需減少や経年劣化、アジア勢の増設などを背景に国際競争力を著しく欠いた設備は収益確保が困難となり、カーボンニュートラル(CN)への対応が構造転換に拍車をかけた格好。足元は2014~16年のエチレン設備の淘汰期に続く構造改革“第2弾”の様相を呈し、各種誘導品の縮小は業界再編の呼び水となる可能性もある。続きは本紙で

5月末にEO設備の停止を決めた丸善石化の千葉工場

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