また一つ素材・化学メーカーによる自動車関連の大型M&A(合併・買収)が実現した。最大の目的は欧米自動車メーカーに接近すること。とりわけ次世代車開発をけん引する欧州は最重要エリアだが、これまで欧州の素材ガリバーを前に日本勢が接点を持つのは難しかった。炭素繊維を持つ東レや三菱ケミカル、帝人は構造部材を握る設計会社、ティア1の買収・提携に動いた。一方で今回、旭化成が手にしたのは内装分野のサプライチェーン。次世代車は構造だけでなく、車内空間にも大きな変化をもたらす。外から内から、各社は得意分野から攻め込み、最終目標の素材一括提案に持ち込む。

旭化成の製品・技術を35カ所に搭載したコンセプトカー「AKXY」

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