化学大手10社の2018年4~12月期連結決算が出揃い、営業利益は信越化学工業と旭化成の2社が増益となったが、残り8社は減益だった。背景として原料高、中国経済の減速、スマートフォン市場の低迷が目立つ。これまで高水準の市況が続いていたメチルメタクリレート(MMA)やアクリロニトリル(AN)も下落に転じ、下振れ要因となっている。こうした状況から旭化成、東レ、三井化学、積水化学工業、帝人の5社が通期業績予想を下方修正した。10~12月の10社の営業利益合計は7~9月に比べ1割以上減少しており、第3四半期から明らかに潮目が変わったことがうかがえる。中国だけでなく欧米をはじめ世界的に不透明感が漂い、第4四半期(1~3月)も難しい舵取りを強いられそうだ。

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