化学大手8社の2019年4~9月期連結決算が出揃った。昨年秋から強まった世界経済低迷の逆風が直撃し、営業増益は2社にとどまり、前年同期の好調が剥がれ落ちた。自動車、半導体やモバイル機器などのエレクトロニクスを中心に需要産業は出口の見えない低迷期に入り、石油化学の利幅縮小や円高も減益に拍車をかける。下期も好材料が見当たらず、信越化学工業を除く7社が通期業績予想を下方修正した。この10年来、各社はポートフォリオ改革を進めた結果、逆風下でも利益を稼ぎ出す構造を築きつつあるが、不況が長期に及んだ場合でも耐え得るのか真価を問われそうだ。続きは本紙で

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