新しい化学品の分類と情報伝達に関する日本工業規格(JIS)が先月下旬に公布された。国連が発行したGHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)文書の第6版に準拠した。国連GHS委員会日本代表を務める城内博日本大学特任教授に、日本におけるGHSの導入と今後のあり方を聞いた。

▼…GHSとは。

 「危険有害性のある化学品をすべて分類し、その結果をラベルや安全データシート(SDS)を通じて伝達する時の世界統一ルールとして提供されたものだ。化学物質管理は国際的でなければならなくなっている。1992年の国連環境開発会議で策定が決まり、条約ではなく勧告として2003年に国連で採択された」
 「文書はラベルから始まり、危険有害性を伝えることが、まず大事なんだと書いてある。GHSが定めるラベル表示の基準は、各国の事情に柔軟に対応できるように緩く設定されている。実際、欧州では国ごとに表示が求められる条件は異なる。『違いはあっても表示はしよう』というGHSの思想が表れている」

▼…日本の対応は。続きは本紙で

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