【上海=但田洋平】江蘇省の塩城市で起きた爆発事故が、中国有数の規模を誇る同省の化学産業を揺るがしている。江蘇省政府はこのほど、省内の化学企業を現在の4分の1となる1000社程度まで削減することなどを盛り込んだ政策意見をまとめた。化学園区外にあったり、長江流域や人口密集区に位置する企業を淘汰する。約50カ所ある化学園区についても30カ所の認定を取り消し、化学基地を制限することで安全管理水準の向上を狙う。新規の投資基準もさらに厳しくする。相次ぐ事故を受けて、化学産業に対する市民からの風当たりが強まっている。政策の実現性には疑問符も付くものの、日系企業は今後、設備投資や操業継続に向けさらなる困難に直面することになりそうだ。

化学園区の認定も制限する(江蘇省の化学園区)

つづきは本紙をご覧ください

PDF版のご案内

経営の最新記事もっと見る