富士紡ホールディングスは、繊維事業の構造改革を加速する。生産面では、ロボットやAI(人工知能)を試験導入し、縫製など熟練者の作業をモデル化する実証実験を開始した。人の手で行われている布製品などの生産工程を改善することが狙い。繊維事業の筋肉質化を目指す同社にとって生産性の向上は最重要課題の一つ。「ロボットの活用は縫製作業にとって大きなターニングポイント」(中野光雄会長兼社長)であり、国内で収益性の高い縫製品製造も可能となる。販売面ではEコマース(EC)サイトの運用を強化する。サイト運営などで得られた情報などを元に、同チャネル向けのアンダーウエア開発に力を注ぐ。 ロボットやAIは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が採択した研究開発プロジェクトの委託先として導入した。アパレル品の縫製を手がける九州地域の関連会社で、5年間にわたり実証を行っていく。続きは本紙で

中野光雄会長兼社長

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