岩谷産業は、マテリアル事業の2次電池材料ビジネスで、電気自動車(EV)向け需要を開拓する。昨年末からEV電池のセル固定用途に向け、高回復アクリルフォームの提案を開始した。高い衝撃吸収性・応力分散機能・追従性を実現し、ウレタン製に比べ耐久性にも優れる。セットアップ工程まで手がける国内の車載電池メーカーでの採用を見込んでおり、今後さらなるグレード充実も進める。日系企業をはじめ米欧市場での提案も視野に入れており、自動車業界におけるEVシフトを背景に成長市場での新規需要を取り込む考え。
古河電工、xEV製造にレーザー溶接提案
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