島津製作所は15日、研究用試薬「E484Aプライマー/プローブセット」を開発したと発表した。新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン株の一部でみられるE484A変異をPCR検査で検出できる。今月下旬から一部研究機関からの受注を開始する。

 5月に発売した新型コロナウイルス変異検出コアキットと組み合わせ、唾液や鼻咽頭拭い液からリアルタイムPCR装置で検出する。RNAの抽出・精製工程が不要で、全工程を約1時間で完了できる。

 オミクロン株は、アルファ株でみられたN501Y変異を有し、デルタ株でみられたL452R変異を持たない。島津ではN501Y、L452Rそれぞれに対応した同「プライマー/プローブセット」もすでに発売している。今回のE484Aセットとこれらを併用することで効率的なオミクロン株検出への貢献を目指す。

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