島津製作所は4日、PCR検査業務の効率向上に寄与するソフトウエアを発売したと発表した。同社製のPCR検査装置と電子カルテシステムをソフトウエアで連携させることで入力の誤りや検体の取り違いを防げる。

 昨年11月に販売開始した新型コロナウイルス検出などのためのPCR検査を行う遺伝子解析装置「AutoAmp」と、同じく同社の電子カルテシステム「SimCLINIC」を連携するオプションソフトウエア「電子カルテ接続ソフトウェア for AutoAmp」を上市した。

 同ソフトを活用すれば、SimCLINICが送信する検査オーダーを基に検体情報のバーコードが自動で作成され、検査開始時に医療従事者が検体容器に貼付されているバーコードをリーダーで読み取るだけで検体情報をAutoAmpに転送する。また、検査結果はSimCLINICに送信されるため、結果を印刷して診察室まで届ける手間を省ける。

 今後はAutoAmpと他社の電子カルテシステム、検査ネットワークとの接続を可能にするほか、海外渡航者新型コロナウイルス検査センターなど公的システムとの連携を目指すとしている。

 同ソフトの希望販売価格(税別)は10万円。

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