巴川製紙所は、抄紙の技術を生かし高性能ヒートシンクを開発した。筐体内部に厚みのある金属繊維シートを配することで高い比表面積構造を作り出し、一般的なヒートシンクに比べて4倍の冷却効果を実現した。同程度の冷却効果なら重量を4分の1に軽量化できる。筐体および内部の繊維シートの素材として銅およびステンレスを選択できるほか、別種の金属繊維を用いた開発も進めている。高レベルのヒートマネジメントが求められる産業機器や、小型化、軽量化ニーズの強い自動車用途などに向けて展開を図る。続きは本紙で

高機能ヒートシンクのカットサンプル(SUS/SUS繊維)

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