【米ハンティントン=小谷賢吾】帝人は米国で熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)を用いた自動車向け構造部材の生産を始める。米ゼネラルモーターズ(GM)の新型ピックアップトラックの荷台部分に搭載されるもので、量産車にCFRTPの構造部材が使われるのは世界初。CFRTPは強度や耐腐食性といった物性、短サイクルの生産性に加え、金属では不可能だった美しい流線模様を荷台表面に描ける加工性も併せ持つ。帝人は2011年からGMと共同開発に取り組み、17年初めには米ティア1のコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)を買収。3社連携の革新技術がいよいよ動き出す。

帝人、GM、CSPの関係者による新工場の操業式(左)。荷台部分の床、両サイドにCFRTP部材を使用したGMCシエラ・デナリ

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