一年の経過は早く、今年もいつのまにか最終月。常日ごろ心がけていればさほどのことはないはずの身の回りの掃除、整理整頓をまとめてやらなければならない忙しい月である。長年の経験から得た知恵だが、押し詰まった時期に一度にまとめてではなく、これからの休日に少しずつ手をつけるのがお奨めだ▼仕事でも私生活でも、物理的な整理整頓だけでなく、このごろはデータのそれも大切な作業になっている。一年間に溜まった乱雑なデータをいろいろなフォルダを作って整頓したり、メールの「断捨離」も敢行しなくてはならない。ハードディスクの容量にたとえ十分な空きがあっても、ふくれあがったメールフォルダでは探しものに時間がかかる▼ただ、検索機能が高性能化しているから、いちいちデータを整理整頓する必要はないという意見もある。野口悠紀雄さんの「『超』整理法」ではデータは時間順に並んでさえいればいい、整理整頓に時間をかけるのはもったいないと書いてあった▼ところで、私生活ではGメールなどウェブメールを利用している人も多いだろう。無料でどんな端末からでも利用できて便利だが、いつサービスが打ち切られるかわからない潜在的なリスクがある。メールデータのローカル保存を歳末のToDoリストに加えてはいかがだろう。(18・12・5)

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